「アクセスコード・トーカー」は2020年1月11日発売の「ETERNITY CODE」で登場した闇属性・サイバース族のリンクモンスターです。
対象を取らない破壊効果で、圧倒的な突破力を持つこのカードについて遊戯王初心者にもわかりやすく紹介していきます。
「アクセスコード・トーカー」の基本情報
アクセスコード・トーカー | |
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種別 | 属性 |
リンク/効果 | 闇 |
リンク | 種族 |
4 | サイバース族 |
攻撃力 | 守備力 |
2300 | – |
詳細 | |
効果モンスター2体以上 このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。 ①:このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。 ②:自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。 |
「アクセスコード・トーカー」の収録パックやレアリティの種類
収録パック | 型番 | レアリティ |
---|---|---|
ETERNITY CODE | ETCO-JP046 | ウルトラ アルティメット シークレット 20thシークレット |
「アクセスコード・トーカー」の価格相場
「アクセスコード・トーカー」の価格相場は下記のとおりです。
レアリティ | 参考型番 | 販売価格 |
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ウルトラ | ETCO-JP046 | 750円 |
アルティメット | ETCO-JP046 | 1,100円 |
シークレット | ETCO-JP046 | 3,840円 |
ホログラフィック | ETCO-JP046 | 1,900円 |
20thシークレット | ETCO-JP046 | 8,200円 |
※価格は2020年10月時点のものです。相場などによって変動する場合がございます。
※トレトクで状態ランクAでの販売金額の目安となります。
「アクセスコード・トーカー」の当店での人気型番は下記のとおりです。
安価なウルトラレアよりも高価な20thシークレットレアや英語版シークレットが人気です。
デッキに1枚だけ搭載する秘密兵器として豪華なレアリティを選ぶプレイヤーが多いのかもしれません。
「アクセスコード・トーカー」のデュエルでの使い方
「アクセスコード・トーカー」は相手の効果を受けない効果によって相手のフィールドを問答無用で切り崩していくのがとても強力です。
その強力な能力を3つご紹介します!
- ①の効果発動で安全に着地!
- 攻撃力は最大5300にまで上がる!!
- 回数制限無し破壊効果で敵陣を切り崩す!!!
①の効果発動で安全に着地!
このカードの強さはなんと言っても「このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない」という一文にあります。
リンク召喚成功時に①の効果を発動することで相手の効果を発動するタイミングを消すことができます。
これによって「奈落の落とし穴」などの「相手の特殊召喚成功時~」系の効果を気にする必要がなくなります!
(ただし、①の効果処理後に相手が「エフェクト・ヴェーラー」や「無限泡影」などの誘発即時効果を差し込めるタイミングが存在するため注意が必要です。)
攻撃力は最大5300にまで上がる!
リンク素材にリンク3のモンスターを使用することで攻撃力を5300まで引き上げることが可能です!(リンク2を使っても4300!)
攻撃力5300が安全にフィールドに特殊召喚され、破壊効果まで持っているのはそりゃあ強力です!
自身に破壊耐性などはありませんがこれだけの攻撃力があればたいていのモンスターは上から殴り倒せます!
ターン回数制限無し破壊効果で敵陣を切り崩す!
墓地のリンクモンスターを除外して相手のモンスターを破壊することができます。
もちろんこの効果に対して相手は効果をチェーンすることができません。
また、この効果は対象を取らない効果なので、「このモンスターは相手の効果の対象にならない」系のモンスターも難なく破壊することができます。
破壊効果には回数制限がついてないので理論上は最大7回の効果を使うことが可能です!(遊戯王には7つの属性があるので)
リンク召喚を多用するデッキであれば安定してして2~3回は破壊が可能なのではないでしょうか!
相手の強力なエースモンスターを問答無用に破壊してやりましょう!
これら3つの効果が合わさり、安定着地の攻撃力5300でチェーン不能の破壊効果を3回打てるのが「アクセスコード・トーカー」です!
素材指定がほぼ無しのリンク4なのでどんなデッキでも活躍できそうです!
逆境を打破する突破力の貴公子「アクセスコード・トーカー」をぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
「アクセスコード・トーカー」の使用状況
「アクセスコード・トーカー」がおすすめのデッキ
「アクセスコード・トーカー」はリンク召喚を使用するデッキならどんなデッキでも採用が見込めます。
中でも「トランスコード・トーカー」との相性は抜群です!
トランスコード・トーカー | |
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種別 | 属性 |
リンク/効果 | 地 |
リンク | 種族 |
3 | サイバース族 |
攻撃力 | 守備力 |
2300 | – |
詳細 | |
効果モンスター2体以上 このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。 ①:このカードが相互リンク状態の場合、このカード及び、このカードの相互リンク先のモンスターの攻撃力は500アップし、相手の効果の対象にならない。 ②:「トランスコード・トーカー」以外の自分の墓地のリンク3以下のサイバース族リンクモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。 この効果を発動するターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。 |
「トランスコード・トーカー」の効果で墓地からサイバース族蘇生→そのまま攻撃力5300の「アクセスコード・トーカー」をリンク召喚!
「クロック・ワイバーン」や「サイバース・ガジェット」はこれらのカード1枚から「アクセスコード・トーカー」まで繋げることが可能です!
「リンクリボー」や「転生炎獣ベイルリンクス」、「スプラッシュ・メイジ」を経由して「トランスコード・トーカー」を召喚するコンボになります。
サイバース族デッキであればぜひ採用したいコンボです!
素材指定が比較的緩い超強力なリンク4モンスター「アクセスコード・トーカー」、皆様のEXデッキに枠がありましたらぜひご検討ください!!
よくある質問「効果無効にされたら攻撃力はどうなる?」
「アクセスコード・トーカー」は①の効果で自身の攻撃力を最大5300まで高めることができます。
しかし、①の効果処理の直後に相手が誘発即時効果を発動できるタイミングが存在するため効果を無効にされる可能性があります。
そこでよく見かける質問がこちら。
答えは『攻撃力はもとの数値に戻る(上昇分は下がる)』です。
あくまで①の効果で攻撃力が上昇しているので、効果が無効になれば攻撃力ももとの2300に戻ります。
ちなみに、②の「フィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。」の部分はコストなので、効果を無効にされていても除外するぶんには問題なく行うことができます。
これを活かして、「アクセスコード・トーカー」自身を除外し、場のモンスター効果のみを無効にする「スキルドレイン」を破壊するということは可能です。(無理やり除外ゾーンで効果を発動するということですね。)
使用する機会はそう無いですが、覚えておくといいかもしれませんね!
→手札誘発カードについてわかりやすく解説した「増殖するG」の記事
「アクセスコード・トーカー」の原作・アニメの登場シーン
アニメではplaymaker(遊作)がAi戦で使用しました。
「リンクスレイヤー」「サイバース・ウィザード」「バックアップ・セクレタリー」「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード」をリンク素材にリンク召喚。
(1)の効果でで「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード」を対象にすることで自身の攻撃力を7300まで強化しました!
リンク召喚時の口上は、『まだ見ぬ世界へ繋がる風を掴め!リンク召喚!リンク4、「アクセスコード・トーカー!」』です!