「機械複製術」は2004年8月5日発売の「RISE OF DESTINY」で登場した通常魔法です。
攻撃力500以下の機械族モンスターと同名のモンスターをデッキからありったけ特殊召喚できる効果を持っています。
今回はそんな大量召喚魔法の魅力を初心者にもわかりやすく紹介します!
「機械複製術」の基本情報
種別 | 属性 |
通常魔法 | – |
レベル | 種族 |
– | – |
攻撃力 | 守備力 |
– | – |
詳細 |
|
①自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。 デッキからその表側表示モンスターの同名モンスターを2体まで特殊召喚する。 |
「機械複製術」の収録パックやレアリティの種類
収録パック | 型番 | レアリティ |
---|---|---|
RISE OF DESTINY | RDS-JP041 | レア |
EXPERT EDITION Volume.3 | EE3-JP101 | レア |
ストラクチャーデッキ-機械の叛乱- | SD10-JP029 | ノーマル |
ストラクチャーデッキ-マシンナーズ・コマンド- | SD18-JP027 | ノーマル |
ストラクチャーデッキR-機械竜叛乱- | SR03-JP029 | ノーマルパラレル |
トーナメントパック2018 Vol.2 | 18TP-JP202 | スーパー |
「機械複製術」の価格相場
「機械複製術」の売買相場は下記のとおりです。
レアリティ | 参考型番 | 販売価格 |
---|---|---|
ノーマル | SD18-JP027 | 120円 |
レア | RDS-JP041 | 210円 |
ノーマルパラレル | SR03-JP029 | 110円 |
スーパー | 18TP-JP202 | 780円 |
※価格は2020年11月時点のものです。相場などによって変動する場合がございます。
※トレトクで状態ランクAでの販売金額の目安となります。
当店ではレア(RDS-JP041)が最も人気ですが、海外版のアルティメットレア(レリーフ)も入荷してすぐに売れるほどに人気です。なかなか入荷しない商品ではありますが、興味のある方はこまめにチェックすることをおすすめします!!
「機械複製術」のデュエルでの使い方
機械族モンスターを大量召喚できる「機械複製術」の特性について解説します!
自分の攻撃力500以下の機械族モンスターの同名カードを2体までデッキから呼ぶことができる魔法カードです。
種族と攻撃力以外の制限はなく、攻撃力も「元々の」と記載されていないので何らかの方法で攻撃力を減少することで効果対象にすることが可能です。
似た効果を持つカードに「地獄の暴走召喚」がありますが、「機械複製術」は対象が限定されている代わりに、相手に依存することなく自分だけが得をできるという点で区別できますね。
では「機械複製術」を使用してどんなことができるのか、その一例をご紹介します!
融合、シンクロ、エクシーズ、リンク召喚の素材に!
おそらくこの使い方が最も多いのではないでしょうか。
星の制限や、発動後の召喚制限がないこのカードの展開力と、EXデッキからの特殊召喚方法は相性ばっちりです。
同名モンスターを特殊召喚するという関係上、同じ星が並ぶので特にエクシーズ召喚は容易です。
モンスターによっては即リンク3に繋げられられるので、リンク召喚を狙うのも良いですね!
勿論、優秀な機械族モンスターを増やすことができれば爆発的な展開力を発揮することができるため、ワンキルも難しくないかと思います!
「サイバー・ドラゴン」を3体揃える!?
「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」、「サイバー・ドラゴン・コア」、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の3枚のモンスターを紹介します。
これら3体のモンスターは攻撃力500以下の機械族でありながらフィールド・墓地に存在する限り名前を「サイバー・ドラゴン」として扱うという効果を持っています。
「機械複製術」は対象にするモンスターは制限がありますが、デッキから特殊召喚するモンスターには制限がありません。
よってデッキから星5攻撃力2100の「サイバー・ドラゴン」を2体特殊召喚することが可能です。
「サイバー・ドラゴン」の特殊召喚後は豊富なサポートカードで強力な盤面を作り上げたいですね!
「機械複製術」のちょっと変わった使い方。
元々機械族でなくてもフィールド上で機械族であれば対象にすることが可能です。
リンク2のリンクモンスター「リプロドクス」や罠カード「DNA改造手術」などを使用すればあらゆる攻撃力500以下のモンスターを”複製”できます!
さらに「魔界の足枷」や「ピアニッシモ」を使用して自分のモンスターの攻撃力を500以下にすることでほぼ全てのモンスターを増やし放題です!!
実用的かどうかはさておき、けっこう楽しいですよ。なんでも増殖コンボ。
少し古いカードなので、対象モンスターの指定以外の制限が存在しない通常魔法カードなので、ポテンシャルはピカイチです。
星の制限も、発動後の召喚制限も、ターン1制限も無いこのカードが大活躍するデッキも少なくないでしょう。
機械族ファンの方も、そうでない方も、いま一度「機械複製術」をもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
「機械複製術」がおすすめのデッキ
おすすめのデッキは「最初の動きに攻撃力500以下の機械族を使用するデッキ」です!!
「機械複製術」は場のカードとこのカード2枚を必要とします。そのためデュエル中盤以降での発動はなかなか難しいと思います。(そもそも出したいカードがデッキに残ってないことも…)
なので、最初にドーンと展開してそのまま制圧盤面を作り上げるか、一気に勝利まで殴り切るデッキに採用してほしいです。
派手な展開効果で、派手にデュエルを盛り上げたい方におすすめです!!
上記で挙げた「サイバー・ドラゴン」を中心としたデッキの他にも【カラクリ】デッキや【ディフォーマー】、【ブンボーグ】などのテーマでも採用されることが多いです。
また、序盤の動きで機械族を使用するため【オルフェゴール】デッキにも採用されることがあります。
「機械複製術」は今後も機械族テーマが増えるたびに評価が見直される良カードだと思っています。
「機械複製術」の原作・アニメの登場シーン
「バトルシティ編」の城之内vsマリク戦においてマリクが使用しました。
「万力魔神バイサー・デス」(アニメでは「プラズマイール」)を3体に増やし、モンスターのダメージをプレイヤーも共有する闇のゲームの力と合わせて城之内を追い詰めました。