「儀式の下準備」は2016年1月9日発売のシャイニング・ビクトリーズで登場した通常魔法です。
儀式召喚の弱点であるリソースの枯渇と事故率の高さを1枚でカバーできる、儀式召喚デッキの必須カードとも呼べる超優秀な1枚です。
今回はこのカードについて丁寧に解説していこうと思います。
「儀式の下準備」の基本情報
儀式の下準備 | |
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種別 | 属性 |
通常魔法 | – |
レベル | 種族 |
– | – |
攻撃力 | 守備力 |
– | – |
詳細 | |
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 ①デッキから儀式魔法カード1枚を選び、さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。そのカード2枚を手札に加える。 |
「儀式の下準備」の収録パックやレアリティの種類
収録パック | 型番 | レアリティ |
---|---|---|
シャイニング・ビクトリーズ | SHVI-JP065 | レア |
SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.1 | 18SP-JP110 | ノーマル スーパー |
「儀式の下準備」の価格相場
「儀式の下準備」の売買相場は下記のとおりです。
レアリティ | 参考型番 | 販売価格 |
---|---|---|
ノーマル | 18SP-JP110 | 300円 |
レア | SHVI-JP065 | 300円 |
スーパー | 18SP-JP110 | 1,200円 |
※価格は2020年11月時点のものです。相場などによって変動する場合がございます。
※トレトクで状態ランクAでの販売金額の目安となります。
「儀式の下準備」のデュエルでの使い方
めちゃくちゃ簡単に言いますと1枚が2枚になる爆アド儀式サポートカードですね!
儀式召喚は本来「手札の儀式モンスター」、「手札の儀式魔法」、「儀式召喚のための生贄」の最低3枚のカードを必要とします。
そのため儀式召喚のパーツが手札に揃わずデッキが事故ってしまったり、召喚できてもその後のリソースが枯渇してしまうということがよくあります。
「儀式の下準備」というカードは1ターンに1枚だけという制限はありますが、このカード1枚で儀式魔法と儀式モンスター両方を揃えることが可能です。
「コストを必要としないサーチ」による安定感の上昇、1枚が2枚になることによるリソースの確保をこのカードは1枚でこなすことができます!
また、儀式魔法はデッキからだけですが、儀式モンスターは墓地からも手札に加えられるのが嬉しいところです。
比較されるカードとして「儀式の準備」が存在します。
儀式の準備 | |
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種別 | 属性 |
通常魔法 | – |
レベル | 種族 |
– | – |
攻撃力 | 守備力 |
– | – |
詳細 | |
(1):デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。 その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。 |
こちらと比べて、「儀式の下準備」ならば星8以上の儀式モンスターのサーチが可能ですし、儀式魔法をデッキから手札に加えることができます。
「儀式の準備」の方はターン1回の制限がなく、専用儀式魔法の存在する儀式モンスター(儀式魔法にカード名が記された儀式モンスター)でなくても手札に加えることが可能なため、デッキによって相性のいい方を採用したいところ。
星7以下の儀式モンスター中心のデッキであれば両方採用してデッキの安定感を高めるのもいいかもしれませんね!
儀式召喚は一部の強力なテーマを除いてなかなか安定しにくく、リソース不足や手札事故が起きやすい召喚方法です。
そんな儀式を支えるサポートカードたちの中でも最高級に便利で強力な「儀式の下準備」は儀式デッキには必須と言えるでしょう!
よくある質問「〇〇は儀式の下準備で手札に加えられる?」
「儀式の下準備」は「儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加えることができる」効果を持っています。
少しわかりにくいかもしれません。
儀式魔法カードに「儀式モンスターの名称」が書かれていればそのモンスターも手札に加えられるという効果です。ほとんどの儀式モンスターは対応する儀式魔法と一緒に手札に加えることができます。
そこで今回はモンスターを手札に加える事ができない(カード名が記されていない)儀式魔法カードのなかから代表的なものをご紹介しようと思います。
これらはカード名ではなく属性や種族を指定しているため効果対象外です。だめです。
これらはカード名ではなく、【リチュア】や【カオス】、【サイバー・エンジェル】などカテゴリーを指定いるので効果の対象外です。手札に加えることはできません。
「高等儀式術」は言わずもがな、ダメです。
「超戦士の儀式」は一見大丈夫に見えますが、「カオス・ソルジャー」ではなく「カオス・ソルジャー儀式モンスター」を指定しているので効果対象外なんですね。手札には加えられません。
逆に言うとここで紹介したカード以外はたいてい手札に加えることができます。
「ネフティスの輪廻」や「転生炎獣の降臨」などは問題なくモンスターと一緒にサーチができます。
「儀式の下準備」がおすすめのデッキ
「儀式の下準備」がおすすめのデッキはやはり儀式デッキ。
しかし上述のように専用儀式魔法の存在する儀式モンスター(儀式モンスターのカード名が記された儀式魔法カード)しか手札に加えることができないので注意が必要です。
相互互換カードの「儀式の準備」の存在もあるのでそれぞれのテーマの特性に合わせて採用を検討しましょう!
個人的におすすめなのは【機械天使(サイバー・エンジェル)】と【ネフティス】でしょうか。
「儀式の下準備」が対応している儀式モンスターかどうかによって評価は変わりますが、儀式デッキには絶対に採用してほしい1枚です!